当院について
はじめまして、赤松寛彦と申します。
治療家の道を目指して30数年経過しました。
今までいろいろな先生に出会い様々な治療法、ものの考え方、捉え方を学びました。
病院勤務や寝たきり利用者さん宅への在宅訪問リハビリ、すこぶる健康な人達への入浴後のマッサージなどの経験を経る中で重病人さんへの施術になるほど揉む(患者さんにとっての強刺激)治療は悪化してしまい逆効果になる場合が多く、結果として低刺激の軽擦程度あるいはROM確保の反復運動になってしまう現実がありました。
そんな事を経ながら現在の私があります。
お世話になった先生方から学んだ私の治療法が来院された方に有効であれば幸いです。
[ 経歴 ]
平成7年 鍼師灸師、あま師免許取得
平成7年 松山市浦屋病院リハビリ室勤務
平成11年 大峰鍼灸治療院開院
平成17年 尼崎市北村クリニック勤務
平成22年 柔道整復師免許取得
治療理念
痛み、痺れ、原因不明の不定愁訴などは何故、起こるのか?
結論から言いますと局所の微小毛細血管の循環障害であると考えます。
では、それはどのようにして起こるのか?
私はこの原因を大きく分けて身体の内側から起こるものと外側から起こるものと2種類あると考えます。
内側から起こるものの中には脳神経系、内臓系、循環器系、内分泌系の異常によりいろんな症状が出るもの。
外側からのものの中でも外力によって受けた外傷性障害(骨折、重度の靭帯断裂等)は整形外科の領域です。
それら以外はその人の社会的環境や生活習慣における偏った体の使い方、姿勢の悪さなどから筋、骨格系に歪み、ねじれ、骨の位置異常、骨盤の傾きなどが生じそれらが常態化し筋、骨格系にアンバランスな状態が生じ各関節を構成する靭帯、筋など軟部組織の循環不全が生じ過緊張、過弛緩が生じ徐々に身体全体のアンバランスを生み出し、時には当該関節の中心軸のズレも起こるようになります。それを早く改善しなさい!と言う身体の警告信号として痛み、痺れなどが起こると考えます。
私は、その警告信号を消すために生理学的な原理原則を重視した身体にソフトな低刺激の治療法を選択しました。
「アルントシュルツの法則」
1.弱い刺激は低下している神経機能を鼓舞し、機能を回復させる。
2.中等度の刺激は生理的機能を亢進する。
3.強い刺激は生理機能を抑制する。
と言う考え方をベースにして症状の原因を探し出し、そこを修正するのに微小な刺激を加える身体にやさしいソフトな治療法です。
(この法則に関してはブログの「身体考」で私の新たな解釈、考察を述べていますので是非ご覧になって下さい。)
施術方法
1:オステオパシー的誇張法
5グラム程度の最小限の侵害刺激を加えることで骨の捻じれ、歪み、骨盤の傾きを整え生体の改善を促す無痛整体です。生体の機能を回復させる為に最小限の刺激を身体に加えます。
2:共鳴法
奈良にお住いの別所癒庵先生が長年研究されている操法。特徴的な手足と他の体の部位との相関関係を利用して場合によっては症状のある当該部位を触れないで関係性のある手足の指を触るだけで症状を改善する方法。
3:河本式スポンデロテラピー
兒玉林平氏が翻訳&紹介した『脊髄反射的法』を故河本利一先生方式での施術法。
4:鍼灸治療
故長野潔先生が創始者である長野式鍼灸治療法を基にした鍼灸治療。
症状によっては解剖学的刺鍼法も併用。